【気胸の再発体験談】手術後1ヶ月で再発、5回以上くり返した私が伝えたい前兆と対処法
こんにちは!気胸くんです。
気胸の治療が終わってほっとしたのに、「また再発したらどうしよう」「手術したのに再発することってあるの?」と不安な毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
私は18歳で初めて気胸になり、胸腔鏡手術を受けました。でも、手術から約1ヶ月で再発し、その後も同じ左の肺で何度も再発をくり返しました。再発を含めると5回以上になります。
本記事では
・気胸はどのくらい再発するのか
・私が感じた再発の前兆
・再発したときにどうしていたか
・レントゲンで異常なし、でもCTでわかった再発のこと
を、気胸の再発をくり返してきた気胸くんが、自分の体験をもとにお話しします。
この記事は一般的な情報と体験談です。症状がある方は、自己判断せず医療機関に相談してください。
気胸は再発しやすい病気(手術後も再発することがある)
気胸は、再発しやすい病気として知られています。日本呼吸器学会も、自然気胸は再発することがあり、過去に気胸になったことがある人は激しい運動を避けるなどの注意が必要としています。
ある病院の解説資料では、再発率の目安として次のような数字が紹介されています。
| 治療 | 再発率の目安 |
|---|---|
| ドレナージなどだけで治療した場合 | 約30〜50% |
| 胸腔鏡手術のあと | 2〜14% |
手術をすると再発はぐっと減りますが、ゼロにはなりません。私のように、手術のあとに再発する人もいます。
私の気胸と再発の経過
私の気胸と再発の経過をまとめると、次の通りです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 18歳 | 初めての気胸(左の肺)。ドレーンを約1週間入れたが穴がふさがらず、胸腔鏡手術(入院約2週間) |
| 手術から約1ヶ月後 | 最初の再発(同じ左の肺) |
| その後 | 同じ左の肺で何度も再発。基本は自宅で安静に過ごす |
| 再発をくり返して | レントゲンでは異常なし、でもCTで肺の下のほうが潰れていたことも |
| 専門の病院へ | 玉川病院で2回目の胸腔鏡手術(入院約1ヶ月) |
| 今 | たまに肺の痛みを感じることはあるが、再発はしていない |
初めての気胸のときのドレーンや手術、入院生活については、こちらの記事でお話ししています。
》【気胸の体験談】18歳で発症、再発5回以上・手術2回。ドレーン・入院・手術のリアル
私が感じた再発の前兆
再発したとき、私が最初に感じたのは次のような症状でした。
・息苦しさ
・息が吸えないような、独特の感覚
・「なんかやばい」という感覚
症状は、初めて気胸になったときとほぼ同じでした。「また来たな」という感覚は、私の場合「なんかやばい」という感じでした。
前兆の感じ方は人によって違うと思いますが、以前の気胸と同じような息苦しさや胸の違和感を感じたら、我慢せずに受診してください。気胸の症状や受診の目安は、こちらの記事でまとめています。
》気胸の初期症状と受診の目安|何科に行く?救急車を呼ぶべき?
再発したとき、私はどうしていたか
私が入院したのは、初めての気胸でドレーンから手術をしたときと、2回目の手術のときの2回だけです。
1回目の手術のあとの再発は、基本的に自宅で安静にして過ごしました。私の場合は手術による癒着があって、ドレーンを入れるのは難しいような状態だったようです。
ただ、再発したときにどう治療するかは、肺のしぼみ方や体の状態によって変わります。自分で「安静にしていれば大丈夫」と判断せず、必ず受診して医師の判断を受けてください。息苦しさが強いときは、迷わず救急車を呼びましょう。
レントゲンで異常なし、でもCTで再発がわかった
再発をくり返していたころ、息が本格的に吸えていない感覚があり、肺の下のほうだけぽこぽこと音がしていたことがありました。
受診してレントゲンを撮ると、「異常なし」と言われました。でも、自分の感覚では明らかにおかしい。そこで自分から「おかしい」と伝えてCTを撮ってもらうと、肺の下のほうが潰れていたことがわかりました。
一般に、CTはレントゲンよりも細かく胸の中を見ることができ、小さな気胸も見つけやすいとされています。
経験者として伝えたいこと
・「異常なし」と言われても、症状が続くときは遠慮せず医師に伝える
・いつから、どんな感じがするのかを具体的に伝える(私の場合は「息が吸えない感覚」「肺の下のほうでぽこぽこ音がする」)
専門の病院を自分で調べて再手術
何度も再発をくり返すうちに、気胸の専門的な治療をしている病院を探すことにしました。当時はまだインターネットが今ほど普及していなかったので、本を買って自分で調べました。
そうして見つけたのが、気胸の専門的な治療で知られる玉川病院です。2回目の胸腔鏡手術を受け、入院は約1ヶ月でした。先生からは、1回目の手術による癒着が激しく、なかなか思うようにできなかったと説明を受けました。
今はインターネットで病院の情報を調べやすくなっています。再発をくり返して悩んでいる方は、気胸の治療経験が多い病院に相談することも考えてみてください。
再発が怖くてやめたこと・気をつけていること
カラオケをやめた
私がやめたのはカラオケです。歌うと胸の違和感が強まる感覚があったからです。
カラオケが気胸の原因になると医学的に確かめられているわけではありませんが、私は違和感が強まる感覚があるので、カラオケはやめました。
無理をしない、よく寝る
普段気をつけているのは、無理をしないこととよく寝ることです。今も、たまに肺のあたりに痛みを感じることはありますが、再発はしていません。
運動や飛行機など、気になることがある方は主治医に相談しましょう。気胸になりにくい生活のポイントは、こちらの記事でまとめています。
再発をくり返していたころの気持ちと、今
再発をくり返していたころは、本当にしんどかったです。この先どうなるのか、不安しかありませんでした。正直、就職もできないと思っていました。
でも、今は仕事もできて、家族もいます。
今まさに再発をくり返して、不安な気持ちでいっぱいの方もいると思います。不安でいっぱいだった私も、今は仕事をして家族と暮らしています。
よくある質問
Q. 手術をすれば、もう再発しない?
手術をすると再発は大きく減りますが、ゼロにはなりません。ある病院の資料では、胸腔鏡手術のあとでも2〜14%程度の再発が報告されていると紹介されています。私も手術の約1ヶ月後に再発しました。
Q. 再発の前兆はある?
私の場合は、息苦しさと、息が吸えないような独特の感覚でした。初めて気胸になったときとほぼ同じ症状です。感じ方は人によって違うので、以前と同じような症状があれば受診してください。
Q. 再発したら必ず入院?
肺のしぼみ方や状態によって、安静で様子をみることもあれば、入院してドレーンや手術をすることもあります。必ず受診して、医師の判断を受けてください。
Q. レントゲンで異常なしと言われたけど、まだ苦しい
症状が続くときは、遠慮せずに医師に伝えましょう。私はCTを撮ってもらって、再発がわかったことがあります。
まとめ
気胸の再発についてまとめると、
・気胸は再発しやすく、手術のあとでも再発することがある
・私は手術の約1ヶ月後に再発し、同じ左の肺で何度もくり返した
・再発の前兆は、息苦しさと息が吸えないような独特の感覚だった
・レントゲンで異常なしでも、症状が続くなら医師に伝える(CTでわかったことがある)
・再発をくり返すときは、気胸の治療経験が多い病院への相談も考える
でした。
再発をくり返していたころの私は、不安でいっぱいでした。でも今は、仕事もできて家族もいます。この記事が、再発に悩んでいる方の支えに少しでもなれば嬉しいです。
気胸くん
気胸に苦しめられてきた体験談&克服法を健康管理士の気胸くんが教えます。
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